陽気な人々‐現在のツバルの文化
ツバルの総人口約1万人、首都フナフティは約4300人。
町の人のほとんどが顔見知りで、犯罪はほとんど起こりません。
旅人さえ、2日も滞在していれば、顔を覚えられて、名前を呼んでもらえます。
大昔、別々の島から、ツバルに人が来たせいもあってか、ツバルの9つの島々の1つ1つ、方言や文化が違います。
近隣の島国、トンガ王国とサモア独立国の言葉と似ているところがあります。
フナフティに長く住んでいても、どこの島出身かを強く主張し、島ごとのコミュニティをつくっています。
首都のあるフナフティ環礁から北西に位置する、ヌイ島の一部では、ツバルの北にある、キリバス共和国の言葉が使われています。
子供たちは小学校から、英語を学びます。
ツバルだけではなくほかの国‐オーストラリアやニュージーランドなどでも、勉強や就職をするためです。
ツバルでも、日本と同じように、地方や家族によって、生活習慣が違います。
伝統文化を守り共同体中心で生活する家もあれば、両親の一存で決まる家、子供に決めさせている家、子供を甘やかしてる家もあります。
父親が牧師である某裕福な家庭の場合、朝と晩に、家族全員でお祈りをしてから、食事を摂り、パソコンやゲームは、週末に限られるそうです。
ツバルの人々は、ファテレ(踊り)が大好きです。
鮮やかな色柄の布を腰に巻き、首に草花を飾り、1人から数人で、ゆったりと舞います。
島によって踊りが違うので、複数の島出身の人たちによる祭りだと、それぞれ順番に、島独自の踊りを披露していきます。
100年前、農作業で大勢の男たちが土を深く掘り下げる際、
土手の上で女たちが、高揚感のある速いテンポで歌い踊って、男たちを応援しました。
ところが1850年以降、牧師たちがキリスト教の布教の際に、その踊りを禁止してしまいました。
フナフティ国際空港の滑走路は立ち入り自由で、夕方になると、滑走路に子供たちが集まります。
ラグビーやサッカーなどのスポーツが、人気があり、グループごとに楽しんでいます。
フィジーの30人や50人乗りプロペラ機の離着陸前にサイレンが鳴り、パトカーが周ります。


