太陽光発電はじめました。ツバルの電力
ツバルの首都、フナフティに必要な電力は、
ツバル電力公社がディーゼル発電で、年間480万kWh(うち一般家庭用は180万kWh)まかなっています。
フナフティは、今ではツバル国民の半数近くが生活し、
またツバルの政治、経済、さらに保健医療や教育等の行政サービスの中心として、ツバルで重要な役割を果たしています。
フナフティの電力供給設備は、英国・EUにより整備されましたが、
整備後20年を経て老朽化、また塩害により設備機能が低下していました。
国民の生活水準や行政サービスの向上等に伴い、フナフティの電力需要は増加していて、
当時の電力供給施設では間に合わなくなってきていました。
2005年、電力供給施設の整備を、日本が行いました。発電施設は、出力600kWhの発電機が3基あります。
ツバルの場合、国土が狭く、今後は電力の需要が急激に伸びることはないと、ツバルの人は予想しています。
ただし、わずかずつですが、各行政機関、各家庭で確実に電力需要は増大するでしょう。
ツバル政府は、地球温暖化を止めるべく、世界中に訴えかけていくだけでなく、
自国の発電にも地球環境にやさしい発電を採用したいと、関西電力に働きかけました。
関西電力が2007年5月、5,000万円をかけて、出力40kWの太陽光発電設備を、
首都フナフティのサッカー場の観客席上と横に設置すると発表。
同年9月着工、2008年1月に運転開始しました。
この電力で、ツバル約1,700世帯のうち50世帯の電力がまかなえる予定です。
温暖化被害の象徴である国に、新エネルギー技術の設備とメンテナンスの方法を伝えました。


