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輸入の増えた結果‐食物とゴミ問題

サンゴ礁で出来た島々の国ツバルは、土地がとても貧弱な国でもあります。
飲み水といえるのは雨水だけ。土地は農業には適していません。
タロイモ、ココナッツ、バナナなどが、自給のために生産されてきましたが、
海面上昇による塩害のため、7年前から育たなくなってきたので、畑を耕す人も減ってきています。
自給自足出来なくなったので、スーパーでタロイモやキャッサバなどの野菜が売られるようになり、
地元で野菜や魚がとれなくなって、米や小麦、缶詰や肉などを食べざるを得なくなりました。
その結果、糖尿病や高血圧の人が増えました。

フォンガファレ島の中心部から車で10分弱、島最北端の場所に、ゴミ処理場があります。以前からこの場所にゴミを捨てています。
食物が自給自足でまかなえた頃は、首都の人口も800人ほど、タロイモや魚などの生ゴミがほとんどだったので、手間をかけずに処理できました。

しかし、安定した収入を求めて人が集まり、人口が5000人近くなった今、
ゴミの量が増えただけではなく、食物を輸入に頼っているため、埋めるだけで処理できないゴミが増えました。
缶詰や包装だけでなく、ライフスタイルの変化により、自動車等乗り物までゴミに出るようになりました。

分別の知識どころか、ゴミ収集車巡回の習慣がなかったので、ゴミを一箇所に集めることさえありません。
燃える燃えないにかかわらず、全て家の周辺に捨ててしまいます。家の周りは、ゴミだらけです。
町役場の車が、居住区で山になったゴミを集めてきて、ゴミ処理場に捨て、穴を掘って埋めます。
埋められなくなり、山になると、ガソリンをかけて火をつけ、燃やします。
燃えてゴミの山が小さくなると、またその上からゴミをのせます。その繰り返しです。

現地の人によると、医療廃棄物は、さすがに別扱い対策を検討していますが、
土地が狭いため、どこにどのような設備を作るのか見当もつかないし、予算もないと言います。

ツバルは海面上昇問題だけでなく、生活習慣病や、ゴミ処理の問題も増大しています。

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